繕う

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これは箱型のティッシュケースです。
もう4年使っています。
長く使っているので、それなりに布も柔らかくなり、
目立たないけど小さなシミもあります。
そこで、シミ隠しのために赤い刺し子糸でステッチを
しました。
先日、本屋さんでたまたま見つけた面白い本があります。
靴下が薄くなってきた所を補強するために、刺繍をして
かわいく見せるといった感じの本です。
その補強の仕方がとても可愛くて、捨てようと思って
いたものが蘇る。
可愛らしさと、物を大事にする愛おしさで引き込まれて
いきました。
いつもなら、捨ててしまう物もこの本に出合った
お陰で今ある物を大切にして使おうとしています。
服のほころびや、シミ、布が薄くなった部分の補強。
隠すための刺繍ではなく、その物に合った刺繍をしたり
します。
かえって、使い古した物に刺繍をした後の方が好きに
なって長く使えるような感じがします。
これからだんだん涼しくなって、服を入れ替えるとき、
ひとつひとつの服を見ながら、古い服をどんなふうに
蘇らせるか、そんな楽しみができました。
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