ていねいな暮らしを楽しむ

裂き織りの歴史とわたし

 
この記事を書いている人 - WRITER -
赤尾 祐子
お客様にとって、便利で癒されるようなバッグや小物を作っています。 もともとモノ作りが好きです。ミシン、料理、DIYを日々楽しんでいます。 自分が得意なことや好きなことで人の役に立ち喜んでもらえるのが嬉しいです。 モノを売るためにどうしたらいいか? マーケティング、コンサルティングの 勉強をして実践しています。

裂き織りバッグは、裂いた布を、強いコットン素材の縦糸の間に
入れて織って一枚の布を作ります。

その布で作ったバッグです。とても味わいがある布に仕上がります。
丈夫な布ですので、長くお使いいただけます。

この味わいのある布に魅力を感じ、バッグを作ってみよう、と思った
のが最初です。織り機を手に入れ、色々なものを織りました。

そして、織った布と革の持ち手との組み合わせが、なんとも言えない
可愛らしさがあり、感動しました。
持っているだけて幸せな気持ちになります。

さらに、裂き織りバッグひとつで、普通の恰好が、お洒落になります。
ジーンズスタイルにも合います。

また、フォーマルにも合います。
先日、バッグを購入していただいたお客様は、
「着物に合わせて持ちます。」と、ご感想をいただきました。
着物にもよく似合います。

お気に入りのバッグを持つと、お出かけもしたくなります。

「割き織り」の本もたくさん集めて読んでみると、
以下のようなことから、始まったことが分かりました。

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もともと、裂き織りは、木綿の生地の古着を裂いて、横に織っていく
リサイクル布を利用していました。
新しい布より、何度も着て洗濯を繰り返した布は、柔らかいので、
織る素材として、良いモノなのです。

裂き織りの歴史は、江戸時代まで遡ります。
木綿の流通が盛んでなかった時代、綿花が栽培できない地域では、
木綿は、大変貴重なものでした。

綿花が育つには、土地の風土、気温、栽培に適した土壌が必要でした。

江戸時代になると、木綿の流通が盛んになりました。
それと同時に、古着が流通するようになり、”割き織り”が、生まれました。

古着を割いて、紐状にして織るので、手間はかかります。
裂き織りで仕上げた布は、保温性があるので、上着やズボンのように
服として着るのに重宝です。

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一度、役目を終えた生地を最利用して、優れた味わいのある一品に
仕上げる、ということが分かり、さらに魅力的だなぁ~と感じました。
新しく、素晴らしいものに蘇るのに、魅せられます。

どの季節でも、お使いいただけます。

裂き織りバッグの商品ページはこちらです。 ☆

この記事を書いている人 - WRITER -
赤尾 祐子
お客様にとって、便利で癒されるようなバッグや小物を作っています。 もともとモノ作りが好きです。ミシン、料理、DIYを日々楽しんでいます。 自分が得意なことや好きなことで人の役に立ち喜んでもらえるのが嬉しいです。 モノを売るためにどうしたらいいか? マーケティング、コンサルティングの 勉強をして実践しています。

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