ていねいな暮らしを楽しむ

めがねを修理しました

 
めがね
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赤尾 祐子
お客様にとって、便利で癒されるようなバッグや小物を作っています。 もともとモノ作りが好きです。ミシン、料理、DIYを日々楽しんでいます。 自分が得意なことや好きなことで人の役に立ち喜んでもらえるのが嬉しいです。 モノを売るためにどうしたらいいか? マーケティング、コンサルティングの 勉強をして実践しています。

先月、夫と買い物に出かけたときのことです。

雨が降っていたので、桃畑の仕事を休んで出かけました。
うちは、何か入用な物があるとき、「今度雨が降ったら買い物に行こう」という話になります。

桃の収穫は今月から、どんどん始まるので「雨が降ったら・・・」というのはなくなります。毎日が仕事です。桃の熟しも早くなります。雨が降っても収穫したりシルバーシートを他の品種の桃の場所へと移して敷いていきます。

 

畑仕事用に、何か簡単なシャツがないか見に行きたいと思って買い物に出かけました。
畑では着るものが汚れやすいので、着やすくて暑くない長袖シャツが一番いいです。
長袖が良いのは、桃の毛でかゆくなるのを防ぐためと、日除けのためです。

そこで、あるショップを見て外に出ようとしたら、なんと店の扉に顔をぶつけてしまいました。

扉は、きれいに磨かれた透明なガラスです。

私は店の中にいて、外へ出る扉のすぐ近くにいました。
洋服がラックに掛かっています。
他の店も見てみようとしました。
何もないと思ったその場所に、透明の壁つまりガラス戸があったのです。

私は外出するときは、メガネをかけています。
思いっきり、右側の顔と右側のメガネがガラス戸に当たってツルが曲がってしまいました。
自分がびっくりしたのはもちろん、近くにいたお客さんもその音に驚いていました。

少し顔が痛かったのですが、たいしたことはなくて、心配なのはメガネのレンズです。ちょうど一年前に新しいレンズに変えたばかりだったからです。でも、大丈夫でした。最近のレンズは結構丈夫なんですね。ホッとしました。あとはツルです。曲がってしまったので掛けると斜めになってしまいます。

そのショップでは何も買わずに、まず購入したメガネ屋さんへ直行しました。
店員さんは、「大丈夫ですよ。すぐに直しますのでお掛けになってお待ちください。」と言ってくれました。

数分で「お待たせしました。いかがですか?」と言って鏡を前に置いてくれました。
きれいに磨かれたメガネはキズも全くなく、ツルも元通りに直してくれました。

いつも購入しているお店ですが、メガネって一度作ったらなかなか買うこともないしお店にいくこともありません。たまたまお店の近くを通りかかったときに、ちょっと気になる所を微調整してもらうくらいです。

たまにしか行かないので、お店の人も私の事を覚えているかどうか分かりません。
お店を出るときに「また何かあったらいつでも寄ってくださいね。」と笑顔で言ってくれました。無料で直していただきました。

お店の人は私の名前を聞きませんでした。

私は「ありがとうございました。」とお礼を言って店を出ました。

このとき思いました。

今度メガネを作るときはまたこのお店にしようと。

 

それから10日ほど経って、メガネ屋さんから一枚のハガキが届きました。
サマーセール特別ご優待券がついた案内です。

以下ハガキの内容です。

夏の準備はいかがですか?
1.メガネの調整と一緒に総点検サービスのご案内
2.夏はメガネも汚れがたまりやすい季節です。
3.重宝します!スペアメガネを持ちましょう。

メガネ全品30%オフ。7/20まで
ご来店のときには、ハガキをご持参ください。

 

あれ? これって私のこと?
この間、お店に行ったの知ってた? って思いました。

とくに3番、いつメガネのツルが曲がったり何があるか分からないから、予備のメガネがあったほうがいいなぁとなんとなく思っていました。

まさに私のことだと思いました。
タイミングが良すぎます。

夫に言ったら、少し驚いていました。
ちなみに夫はメガネを3つ持っています。
1つは畑用、1つは普段用、1つはお出かけ用だそうです。
メガネを服のように着替えるみたいです。
夫は「メガネをかけるのかけるは英語でwearっていうんだよ。服を着ると同じ意味なんだよ。」と言っていました。なるほどと思いました。豆知識ですね。

実家の母に聞いたら、同じ日に母にもメガネ屋さんから同じハガキが届いたとのことです。

メガネ屋さんからは年に2回ハガキが届くことに気付きました。
年賀状と、かもめーるです。

一年に2回ハガキがくると、お客さんに思い出してもらえます。
そういえば、メガネの調子が最近悪かったなとか、メガネが古くなったからこの機会に新しくしようかなど普段気になっていることを気付かせてくれます。

お客さんが一度購入して来なくなるのは、ショップの存在を単に忘れているという理由が一番だそうです。
このようにハガキを出してお客さんとつながっていくことは大切だと思いました。

ハガキだけでなく、メールを送ったり電話をすることもできます。
お客様に思い出してもらえるように、お客様とつながる方法はいろいろあります。

 

 

余談ですが、私がお店の透明ガラスにぶつかったのは、これが2度目です。
1度目は小学生の頃、実家の近くのスーパーに入ろうとして頭から自動ドアにぶつかりました。
開いていると思って、小走りにお店の中に入ろうとしたのです。。
何事もなかったかのように装ってレジに行ったら、レジのお姉さんに「大丈夫?(笑)」と言われてとても恥ずかしかったです。お姉さんはしっかり見ていたんですね。
痛い!より恥ずかしい!のほうが大きかったのを覚えています。

あなたも透明ガラスには気をつけてくださいね。。

 

 

 

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赤尾 祐子
お客様にとって、便利で癒されるようなバッグや小物を作っています。 もともとモノ作りが好きです。ミシン、料理、DIYを日々楽しんでいます。 自分が得意なことや好きなことで人の役に立ち喜んでもらえるのが嬉しいです。 モノを売るためにどうしたらいいか? マーケティング、コンサルティングの 勉強をして実践しています。

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