バッグの金具
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バッグの飾りの革と、ポケットと持ち手の部分を金具で
留めます。金具は、カシメと呼びます。
このカシメを留めるのに、鞄の本体にまず穴を開けます。
穴に金具を通して、金づちで打って固定します。
そうすると、金具は簡単には外れなくなり、しっかりと
留まります。
金具は少し丸みを帯びています。
金づちで打って留めるときには、金具に合った台を使います。
台と打つ棒の両方が、金具と同じ形です。
このようにして棒の頭を金づちで打つと、しっかりと留まります。
お客様にお届けしたバッグの金具が、バッグを使っていて
取れてしまった。と連絡をいただくことがあります。
その時は、金具と、打ち棒と打ち台を無料で送ります。
しっかりと留めたものでも、何かの拍子で取れてしまうことが
あります。
このような連絡をいただいたので、取れないようにするには
どうしたらいいか考えました。足の長い金具を使うことにし
ました。足が長い金具を使うと、しっかりと金具が噛んで、
取れにくくなります。
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